2014年11月27日木曜日

COMITIA110


COMITIA110が無事おわりました。お疲れ様です。

当日の会場には僕と兄と兄の彼女さんの3人がいました。
僕がスペースにいないこともありましたが、足を運んでいただいた方はありがとうございました。

今回は、図鑑を発行してみたわけですが
イベントが終わって観かえしてみると、よくもまあこれつくったな
という感じです。
1から製本をしてみる、というのは今回が初の試みです。
あまり満足はしていませんが、いい経験にはなりました。
スーパーファミコン時代の任天堂の攻略本(マリオシリーズ、星のカービィ)のオマージュのつもりなので、
雰囲気を汲みとってもらえたらありがたいです。

次回のコミティアはマンガの予定です。たのしい読み物をつくれたらいいな。

2014年11月9日日曜日

COMITIA110のお知らせ

COMITIA110

開催日:2014.11.23(日)
時間:11:00~16:00
会場:東京ビッグサイト東4・5・6ホール

に再び参加します。
スペース番号は【け38b】
今回はマンガではなく、僕のキャラクターをつめこんだ図鑑(300円)を販売する予定です。
手作業でつくるので、15部ほどしか発行できません。
そのほかに、「ニュータウンブギ」と「NEWAGE」を200円で販売いたします。

2014年9月22日月曜日

心臓

湯船に耳を沈めて静かにしていれば、湯を伝って心臓の音が聴こえてくる。
トン、トン、とゆるやかな調子で小気味良い。
1分、2分、5分と聴いていても一向に止まる気配はない。
これが止まる時は、鼻と口が浸かり続けた時なのだろうな、と考えちゃうわけで。
これまでひと時も休まずに鼓動を打ち続けてきたと思うと、
この世の誰よりも敢闘賞をあげたい。


世の中には練炭などの自殺をする人が稀にいる。
自殺という言葉は、「自分を殺す」から「自殺」という言葉なのだと思うのですが、
心臓からしたらたまったもんじゃない。
活動するために必要な酸素を送られてこなくさせて機能停止させる」わけで、
自分の心臓とはいえ他殺になってしまうではないか。
だから、自分が死にたい時は
よく心臓と話し合ったほうがいい。

一緒にいる時間が誰より1番長くて、
誰よりずっと身近にいる存在を殺す行為が自殺だと考えると
僕は胸がいたみます。

2014年9月1日月曜日

COMITIA109

無事、今回のコミティアも終了できました。お疲れさまでした。
2回目ということもあったせいか、かなりホームな気分で入場できました。
ビッグサイトを目指して群れを成して進む列も、
土地を知っていれば混じる必要はないのですね。

エスカレーターをよく使う1日でした。

2014年8月4日月曜日

COMITIA109のお知らせ

COMITIA109

開催日:2014.8.31(日)
時間:11:00~16:00
会場:有明・東京ビッグサイト東5・6ホール

に再び参加します。
スペース番号は【あ09a】
既刊ニュータウンブギと
48p程度の新刊を発行いたします。
新刊はコロッケやからあげが出てくる話など、全3話の予定です。



2014年7月29日火曜日

暗がり

僕は暗がりがとても嫌いです。
黒い行き止まりが幾つも幾つも立ち塞がり
昼間は三叉路な道が夜には二股に別れてたりする


そんな場合に陥った場合は
どくだみの香りとセミの声しか頼りにならない道を、
鼻と耳などで ヒヤリと抜けるしかない

2014年6月22日日曜日

HARMAN

僕が幼稚園生だった頃から母親が働いていた、ゲーム・CDレンタルショップ「ハーマン」が今日閉店した。

母親は2年程前に辞めてしまったが、楽しく仕事をしていた。
僕の兄はレンタルCDを借り漁っていた。僕のほうは専らゲームだった。

家にあるゲームは殆どハーマン買いのゲームだろう。
懐かしい世代のゲームから最近発売されたようなゲームまでハーマンづくしだ。


子どもの頃はゲームを買うこと自体が大イベントなはず。

僕の場合、ゲームを購入しに行く先が母親の職場だったので
母親が会計の相手だった時もあれば、隣でお金を払ってくれる立場の時もあった。
そのため、ゲームを買った時の記憶はひとつひとつ、僕にしては覚えているほうだと思う。
新作を手にした時のツルツルとした質感や、予約するために氏名や電話番号を書いたりした新鮮さは結構覚えているようだ。



昼頃、店の外観の写真を撮りに歩いて行ってきた。
写真を撮らなければもう二度と見ることは出来ないと思い、そこそこに撮ってきた。
しかし、母親が働いていた頃とは経営方針がずいぶんと変わってしまったがために、
外観も大きく違っていたので思っていた程は撮らなかったが。

店の駐車場に入る直前、中学校の頃の同級生が声をかけてくれた。
相手は車に乗っていたので一瞬だったが、返答できて良かった。

2時間ほど店内を見た。
閉店セールということもあり、妙なお得感に駆られて
細野晴臣のCDを2枚とwiiのゲームを1本、くたびれたパン屋のミニカーをひとつ、ホーホケキョとなりの山田くんのDVDを買った。

特に、ホーホケキョとなりの山田くんは
僕が子どもの頃にハーマンでレンタルを何十回もしたくらい観ていた作品なので、
この機会にここで買うことができて良かった。



帰り道をしんみりと歩いていたらトイレの写真を撮り忘れてしまったことに気づく。
しまったな、と思い面倒くさがったが
もう撮れないぞ、と思い込ませ歩いて戻った。

当時とあまり変わらず汚いままで安心した。
トイレの石鹸置きとかが良かった。懐かしかった。

2014年5月21日水曜日

町を通過して行くとき、多様な店を過ぎる。
少しだけ目線を右上や左上にやると
普段は気にもとめない店が実は立ち並んでいることに気づく。
それの大概は肥料店だったり電機屋だったり整形外科だったりマッサージ店だったりする。
おそらく僕が生涯お世話になることの無い店なんだと思う。
しかし、店を開くということは生活をしてる人間が実在していて
マンガやアニメのようにうさぎや犬や猫が商売してる訳ではない。

自分の店を持つとなると、経営と利益というものが付いて回ることになるでしょう。
そう思うと、
金で世の中が回る、なんて話はなんだか現実味がある。



僕が作品をつくるときに
よく、女の子にお肉屋さんを開かせたり、
おっさんのような性格のかわいいプニプニしそうなやつとかに八百屋を開かせたりする。
この人たちも少なからずは、経営や利益のことを考えて生活しているはず。
ただ、この人たちは
そんなことを考えなくても、生きていけそうな気配だ。

2014年5月7日水曜日

コミティア108

はじめてのコミティアが終わりました。おつかれさまでした。
本を買ってくれた人も、手にとってくれた人も好きです。
至らない事も多々ありましたが、なかなか楽しめたのでよかったかな、と思えました。
また参加します。

2014年5月1日木曜日

はらいそ

東京散策は2日に渡った。
そして今日は細野晴臣コンサート当日だ。

コンサート開演までの間は、兄の家でのんびりと過ごした。
兄の彼女さんに編み物を教えてもらい、2時間かけてコースターを作った。
商店街のパン屋のシュークリームをごちそうになったり、
東京レトロという雑貨屋が20%OFFセールを行っているから天ぷら用の皿を買ったりした。
海鮮丼を食べたり、シルクスクリーンの材料を買ったりした。
東京の風景が昔のように見えるような写真や、なんだか美人に見えたりするような写真が撮れたりもした。
喫茶店のバナナジュースは美味しかったし、兼ねて渡したかった僕のおみやげの貯金箱も渡せた。

いろいろと言葉を考えてみたのですが、
細野さんのコンサートは、
どうも僕の知る言葉のみではとても表すことのできない感動だったので、感想は割愛させていただきます。
至福のひと時でした。


今日という日は、1日を満喫するという事を体現できた日だったのでしょう。

2014年4月30日水曜日

東京ジャジー

細野晴臣氏のコンサートチケットを手に入れたので、2ヶ月ぶりに東京へ出かけた。

雨が降っていたこともあったせいか、その日の東京はとても静かに思えた。
普段は東京に着くとロックなBGMとテクノポップのような音が混じって聞こえるので、うるさく感じていた。

しかし、その日の東京はとってもジャジーな雰囲気で、
行くとこ行くとこ1930年代のジプシースウィングのようなBGMが流れてくるのだ。
忙しない東京のイメージを良い意味で払拭してくれた。

兄と二人で歩いていたので、余計にテーマパーク感がでたのかもしれない。
とにかく良かった。

2014年4月18日金曜日

黄色い爪楊枝

子どもの頃、よく親に地元のショッピングモールに連れて行ってもらっていた。
その中にはスーパーもあり、しょっちゅう買い物に行ってた記憶がある。
中でも試食コーナーが色濃く記憶に残っている。

確かサイコロステーキの試食があったような
という曖昧なものなのだが、注目すべきはサイコロステーキでは無く
肉に刺さっている楊枝だ。


僕は、変な黄色い楊枝だな、と思っていた。
しかし、親が言うには「食べられる楊枝」らしいのだ。

当時、半信半疑だった気がする。
しかし、初めてその楊枝を食べた食感や感動は深く記憶に刻まれている。それだけ衝撃的で画期的だった。


なんと、無駄が無いことか。今もそう思う。
もともと爪楊枝は間伐材を使っているのが殆どで、
爪楊枝自体がエコであるため、爪楊枝の代用品としてパスタを使うことが地球に優しいかどうかはさておき
妙にお得感を感じていた。

一刺ししてゴミ箱にポイッ、
なんてのはやっぱり悲しい。
それでも、ゴミ箱はパスタだらけだった記憶がある。


話は変わるが、僕は小さい時に米びつからお米を勝手にポリポリ食べていたらしい
今でもたまにポリポリと食べるが
お米の堅さはパスタの堅さに似ている。

2014年4月14日月曜日

散歩

朝は時間がゆっくり流れている気がするが
車をすんごい勢いでとばす人も中にはいるので、こわいところもある。
僕はあんまり道を覚えられない人で、地元でも裏道がどこに通じているのかを知らない。
というのも、基本的に裏道はカメラで素材を集めるためだけにしかほとんど歩いて通らないので、道を覚えようという気がないわけだ。
そのため、地元のくせに、ここを過ぎればどんなところに行き着くのだろう、というワクワクが尽きない。
しかし、かっこいい建物やかっこいい看板、かっこよく剪定された植込みがある通り(一例)なんかは記憶に残る。
僕だけが知ってるかっこいいスポット、なんてものはできれば地元で見つけたいものだ。

資料としての写真を撮るために散歩しに行こう
しかし時間が無くて焦っているときなんかは、
風景を一素材としてしか見ない、特に冷酷な時間だと思う。鯉のぼりを見てたらそう思いました。
風が吹くことでたなびく、という姿が想定されて作られた鯉のぼりだが、そよ風くらいでは根元の糸がくるくる回るだけだ。
この時、僕は鯉のぼりを考案した人を勝手に妄想しているわけだが、思惑どおりにたなびかない鯉のぼりがなんとも滑稽で可愛らしい。ユーモラスな顔つきなので、一層楽しげにみえるというもの。
そんな風に楽しんでいる傍ら、この鯉のぼりを素材としてどう活躍させようか、という僕もいる。
なんとも複雑な気持ちではあるが、まあこの鯉のぼりがかっこよく登場できればそれでいいか。


とは言いつつも、どんなに余計なことを考えている散歩でも楽しいことは楽しい。
余計なことを考えるのが散歩の醍醐味とも言えるが。
自転車じゃ味わえない、風景と密接した時間をゆっくりと味わうことができる。
ご飯をゆっくり咀嚼することと、なんだか似ている気がしてきた。

おなかが空いたので休憩にしようと思い、良いかんじの土手やベンチがないものかと探したのだが見つからず、結局よく知った公園(馬がいる)で休憩をとることにした。
途中のスーパーで買ったカニクリームコロッケをひとつ食べた。
子供がロッキンパッピーを激しく揺らしている。
帰りにホームセンターで小さめのカーブミラーの値段を見てから家に帰った。

2014年4月6日日曜日

花見

ふと、
友人から遊びのお誘いがあった。
友人宅に行く途中の公園には桜並木があるため、サイクリングがてら花見でもするかな、と揚々と出かけた。
しかし、日曜だったせいか、祭りのような人の量だった。
こうなってしまっては、僕にできることはというと
「通してくださぁ~い」と
自転車のベルを弱弱しく鳴らして自分の存在を主張するのみだ。

にぎやかな公園沿いの桜並木を抜ければ、そこそこ広い沼に出る。
「沼」、というとジメジメしていてヌルヌルしている、というイメージなのだが、
その沼には白鳥も飛んでくるし、日当たりもいいので
僕は「池」というイメージのほうがしっくりくる。

沼ゾーンに突入してもまだまだ桜並木は続く。
そうなれば、自転車で進む人にはストレスの溜まらない程度の人ごみになるので、花見の余裕もできてくる。
沼の水面にはボートも滑っていた。
春の陽気にボート、だなんて小洒落てる。
そんな景色の一部になっていると、休日というかんじがする。

2014年4月5日土曜日

COMITIA108


COMITIA108

開催日:2014.5.5(月/祝)
時間:11:00~16:00
会場:有明・東京ビッグサイト東4・5・6ホール

に初参加ということで。参加します。
スペース番号は【M30b】
40pくらいの短編集の漫画を発行する予定です。



2014年4月4日金曜日




こんにちは。めごちもでございます。
2回目なんですけど、ブログを始めてみることにしました。
不定期のつもりではいるんですが、ちょこちょこと更新をしてゆきたいと思っております。
突然始めた理由は特になんてこともない。
最近とあるかっこいいブログを見かけまして、「あ、これは僕も続けたほうがいいな。」と、衝動的に再開してみました。
そのため、テイストも少しばかり真似をしております。

ブログって、ゴミ捨て場みたいなイメージがあったんですよ。
文字をポイ捨てして蓄積させていくイメージ。
それが、最近になって「いいなあ」って感じるようになりました。大人だね。


さて、もう昨日の出来事になってしまいましたが、桜を見にいきました。
あいにくの雨だったので、すこし残念な思いでしたが。
しかし、濡れてまで近くに行って見る程のことでもないなと思ったので、駐車場の車の中から中距離にある桜を眺めていました。
雨で濡れたフロントガラスごしに見るそれは、ぼんやりとぼやけて神々しくもあったかな。